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2025年08月

ストレス

「ストレス」と一口に言っても、様々な種類があります。

「社会的なストレス」「環境によるストレス」「肉体的なストレス」・・・と様々です。それを個人のとらえ方によって、一口に『ストレスがある』と表現しています。
ストレスは受けずに済むならそれに越したことはないのでしょうが、本当にストレスゼロになってしまうと、これまた悪影響がカラダに現れます。
なんでもほどほど・・・なのですが、適度なストレスは肉体的にもメンタル的にも必要なものでもあるのです。

何か「ストレスだ!」と思うことがあったとき、ポイントは「どのように反応するのか」です。
ストレスにどのように対処するかによって気持ちが変わり、脳がどう変化していくかも違ってきます。常に受け身だったり、逃げ場が全くない状態になるとストレスはカラダにとって非常に悪いものになります。
慢性のストレスによって脳は同じパターンにはまり込み、悲観的になったり恐怖を感じたり引きこもってしまったりのぐるぐる状態になります。しかし、能動的に対処することができれば、その状態から脱出することも可能です。
たとえば運動は、心と体にかかるストレスをコントロールします。
運動によって引き起こされた脳の活動は、ニューロンを強くし、今後の問題に対処できるようにしていきます。ニューロンは筋肉と同じようにいったん壊れてより強く作り直されます。ストレスによって鍛えられて、回復する力を大きくしていくのです。
運動は心身の適応能力を向上させると言えます。さらには免疫機能をも改善してくれるのです。
また、ストレスをうまく受け流す方法として、笑顔を作る、深呼吸をする、軽い散歩、家族やペットとの交流、
話すなどして吐き出す、などがあります。
ストレスが多いと感じるほど、どのように対処するかが重要になってきます。受け身の姿勢のままでおらず、自分なりの対処法を身につけてうまく付き合っていけるようにしていきましょう。

※ニューロン・・脳を構成する神経細胞のこと
参考文献:ジョン・J・レイティwith エリック・ヘイガーマン 野中香方子訳「脳を鍛えるには運動しかない!」

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