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2026年10月

毎日、何歩くらい歩いてますか?「5,000歩」に意外な意味がありました。

1日5,000歩って、実はすごい。

突然ですが、みなさんは普段、1日に何歩くらい歩いていますか?

スマートフォンやスマートウォッチを見て、

「今日は3,000歩か……」

「思ったより歩いていないな」

なんて思ったことがある方もいるかもしれません。

では、「1日5,000歩」と聞いたら、どう感じますか?

「それくらいなら歩いているよ」

という方もいれば、

「5,000歩って、結構多くない?」

と感じる方もいるかもしれません。

実はこの「5,000歩」という数字。

フレイル予防を考えるうえで、注目したい数字なんです。

5,000歩以上歩いている人は、フレイルになりにくかった

国立長寿医療研究センターに関係する研究では、地域で暮らす65歳以上の方を対象に、普段の身体活動と、その後のフレイル発症との関連が調べられています。

その結果、1日5,000歩以上歩いていた人は、5,000歩未満の人と比べて、フレイルを発症するリスクが低かったことが報告されています。

さらに、歩数だけではなく、速歩きなど、普通に歩くよりも負荷の高い身体活動を1日8分程度以上行っている人でも、フレイル発症リスクが低い傾向がみられました。

「5,000歩」という数字だけを見ると、

「じゃあ、毎日5,000歩歩かなきゃ!」

と思ってしまいそうですが、ここで少し注意が必要です。

この研究は、

「5,000歩歩けばフレイルにならない」

ということを証明したものではありません。

あくまで、普段から5,000歩以上歩いている人のほうが、その後フレイルを発症するリスクが低かった、という関連が確認されたものです。

それでも、普段の歩数を振り返るきっかけとして、参考になる数字ではないでしょうか。

大切なのは「5,000歩を達成すること」だけじゃない

フレイル予防というと、

「筋トレをしないと」

「毎日たくさん歩かないと」

と、少しハードルが高く感じるかもしれません。

でも、いきなり生活を大きく変える必要はありません。

例えば、

* いつもより少し遠いところまで歩いてみる
* 買い物のときに、無理のない範囲で歩く機会を増やしてみる
* 階段を使えるときには、体調に合わせて使ってみる
* 家事など、日常生活の中でこまめに体を動かす
* 誰かと一緒に散歩してみる

そんな小さな工夫から始めることもできます。

日常生活の中で体を動かす機会を増やし、慣れてきたら少しずつ歩く距離や時間を伸ばしたり、無理のない範囲で速歩きを取り入れたりするのも一つの方法です。

もちろん、体力や体調には個人差があります。

大切なのは、無理をして数字を達成することではなく、自分に合った方法で続けていくことです。

もう一つ大切なのは、「歩く理由」をつくること。

誰かに会いに行く。

買い物に出かける。

趣味を楽しむ。

教室に参加する。

ちょっとおしゃべりをする。

「運動しなきゃ」と思って歩くことだけが、体を動かすきっかけではありません。

楽しみがあるから出かけたくなる。

誰かに会いたいから、外に出てみる。

そんな日常の積み重ねが、体を動かす機会につながることもあります。

5,000歩という数字を目標にするのも一つ。

でも、それ以上に大切なのは、

「明日も、ちょっと出かけてみようかな」

「今日は、少し歩いてみようかな」

そんな気持ちになれることではないでしょうか。

私たちlaughter Baseも、運動することだけを目的にするのではなく、人と出会い、笑い、楽しみながら、自然と体を動かしたくなるような時間を大切にしています。

今日、あなたは何歩歩きましたか?

まずは一度、スマートフォンやスマートウォッチ、万歩計で確認してみてください。

思っていたより歩いていた方も、少なかった方も、それが今の自分を知るきっかけになります。

もし今日の歩数が少なかったとしても、大丈夫。

明日は、

「あと少しだけ動いてみようかな」

から始めてみませんか?

無理なく、自分のペースで。

毎日の小さな一歩を、大切にしていきましょう。

 

 

参考文献・参考情報

1. Yuki A, et al. Daily Physical Activity Predicts Frailty Development Among Community-Dwelling Older Japanese Adults. Journal of the American Medical Directors Association. 2019;20(8):1032–1036.
https://doi.org/10.1016/j.jamda.2019.01.001
2. 国立長寿医療研究センター「活動的に過ごしてフレイル予防」
https://www.ncgg.go.jp/ri/advice/40.html

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