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毎日、何歩くらい歩いてますか?「5,000歩」に意外な意味がありました。
1日5,000歩って、実はすごい。
突然ですが、みなさんは普段、1日に何歩くらい歩いていますか?
スマートフォンやスマートウォッチを見て、
「今日は3,000歩か……」
「思ったより歩いていないな」
なんて思ったことがある方もいるかもしれません。
では、「1日5,000歩」と聞いたら、どう感じますか?
「それくらいなら歩いているよ」
という方もいれば、
「5,000歩って、結構多くない?」
と感じる方もいるかもしれません。
実はこの「5,000歩」という数字。
フレイル予防を考えるうえで、注目したい数字なんです。
5,000歩以上歩いている人は、フレイルになりにくかった
国立長寿医療研究センターに関係する研究では、地域で暮らす65歳以上の方を対象に、普段の身体活動と、その後のフレイル発症との関連が調べられています。
その結果、1日5,000歩以上歩いていた人は、5,000歩未満の人と比べて、フレイルを発症するリスクが低かったことが報告されています。
さらに、歩数だけではなく、速歩きなど、普通に歩くよりも負荷の高い身体活動を1日8分程度以上行っている人でも、フレイル発症リスクが低い傾向がみられました。
「5,000歩」という数字だけを見ると、
「じゃあ、毎日5,000歩歩かなきゃ!」
と思ってしまいそうですが、ここで少し注意が必要です。
この研究は、
「5,000歩歩けばフレイルにならない」
ということを証明したものではありません。
あくまで、普段から5,000歩以上歩いている人のほうが、その後フレイルを発症するリスクが低かった、という関連が確認されたものです。
それでも、普段の歩数を振り返るきっかけとして、参考になる数字ではないでしょうか。
大切なのは「5,000歩を達成すること」だけじゃない
フレイル予防というと、
「筋トレをしないと」
「毎日たくさん歩かないと」
と、少しハードルが高く感じるかもしれません。
でも、いきなり生活を大きく変える必要はありません。
例えば、
* いつもより少し遠いところまで歩いてみる
* 買い物のときに、無理のない範囲で歩く機会を増やしてみる
* 階段を使えるときには、体調に合わせて使ってみる
* 家事など、日常生活の中でこまめに体を動かす
* 誰かと一緒に散歩してみる
そんな小さな工夫から始めることもできます。
日常生活の中で体を動かす機会を増やし、慣れてきたら少しずつ歩く距離や時間を伸ばしたり、無理のない範囲で速歩きを取り入れたりするのも一つの方法です。
もちろん、体力や体調には個人差があります。
大切なのは、無理をして数字を達成することではなく、自分に合った方法で続けていくことです。
もう一つ大切なのは、「歩く理由」をつくること。
誰かに会いに行く。
買い物に出かける。
趣味を楽しむ。
教室に参加する。
ちょっとおしゃべりをする。
「運動しなきゃ」と思って歩くことだけが、体を動かすきっかけではありません。
楽しみがあるから出かけたくなる。
誰かに会いたいから、外に出てみる。
そんな日常の積み重ねが、体を動かす機会につながることもあります。
5,000歩という数字を目標にするのも一つ。
でも、それ以上に大切なのは、
「明日も、ちょっと出かけてみようかな」
「今日は、少し歩いてみようかな」
そんな気持ちになれることではないでしょうか。
私たちlaughter Baseも、運動することだけを目的にするのではなく、人と出会い、笑い、楽しみながら、自然と体を動かしたくなるような時間を大切にしています。
今日、あなたは何歩歩きましたか?
まずは一度、スマートフォンやスマートウォッチ、万歩計で確認してみてください。
思っていたより歩いていた方も、少なかった方も、それが今の自分を知るきっかけになります。
もし今日の歩数が少なかったとしても、大丈夫。
明日は、
「あと少しだけ動いてみようかな」
から始めてみませんか?
無理なく、自分のペースで。
毎日の小さな一歩を、大切にしていきましょう。
参考文献・参考情報
1. Yuki A, et al. Daily Physical Activity Predicts Frailty Development Among Community-Dwelling Older Japanese Adults. Journal of the American Medical Directors Association. 2019;20(8):1032–1036.
https://doi.org/10.1016/j.jamda.2019.01.001
2. 国立長寿医療研究センター「活動的に過ごしてフレイル予防」
https://www.ncgg.go.jp/ri/advice/40.html
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